プロジェクト名:UNO 稲毛海岸店 竣工年月: 所在地: 構造階数: LEDルーバーによる季節に応じたパターンの光の波の演出が特徴 主要な顧客層の主婦や高齢者の方々に施設を安心して利用しても らえるよう、快活かつたおやかで心地よい空間を目指した。 そのための施設計画の基本計画のポイントとしては、 1.建築与件を最大限活かし、設備効率を考慮した上で、脱日常 を助長するダイナミックな空間を構築。 2.意匠性と機能性のバランスを十分に配慮し、アメニティ性の 向上を図る。といったことが大きな軸となっている。 デザインテーマはWAWE。主に3つの波のデザインにより遊技空 間を構成している。 | 1. 大波(おおなみ) 立体駐車場建築の形態的特徴を生かした内装設計を行っています。つまり、お客様に長時間滞在していただくため、空間の容積を最大限に確保しつつ、ダイナミックかつやわらかな大波の形態を天井にデザインしました。 2.光波(ひかりなみ) 外部ファサードの光のデザインと連動した、稲毛海岸のシンボルサイトにふさわしい空間を目指します。1つは、スロットホールの一部の天井面にはLEDルーバーを採用。季節に応じた8パターンの光の波(水面)の演出により、<時間に連動した居住性>と同時に<遊技に連動したアミューズメント性>を遊技空間に付加しました。2つ目として、景品コーナーの有機的な曲線の美しい光を放つガラスの壁は、空間のアクセントとして機能し、飽きのこない幻想的で魅力的な空間を創造しています。 3. 漣(さざなみ) 空間の各所に有機的な波のモチーフを目線レベルでちりばめ、店舗イメージの訴求を図っています。例えば、妻板にはスタイリッシュなステンレス製の波パターンの柄を採用。快活かつたおやかなイメージを表現しています。また、床タイルにもゆらぎパターン柄を採用する一方、駅前路面店という立地条件から、汚れにくくメンテナンス性に優れたタイルを選定する等、機能面も配慮がされています。 |